用語集

用語集索引glossary list

 

スクラップの取引場面で耳にすることがある金属用語をいくつかまとめました。 用語中の合金鋼は、メーカーから多種多様の商品が開発されています。


厚板・中板・薄板
一般的に厚さ6mm以上のものが厚板、3mmから6mm未満のものが中板、3mm未満のものが薄板といわれている。
圧延
rolling  回転工具で金属を変形させ、鋼板、鋼管、条鋼などに成形する工程、加工法。
鋳型
溶融金属を流し込み、目的の形状とするための型。
インゴット
インゴットケースに鋳込んで作られた鋳塊。広く鋳込んだ塊の意味にも使われる。
打抜き
オス型とメス型を用いて板材をせん断して抜き落とす加工法。
エッチング
金属の表面を腐食する技法。
オーステナイト
炭素(あるいは他の元素も)を含む面心立法の鉄主成分の固溶体。γ鉄(ガンマ鉄)とも呼ばれる。イギリスの金属学者ロバート・オーステンの名に由来。
オーステナイト系ステンレス鋼
金属組織的にオーステナイト組織のステンレス鋼。化学成分にニッケルとクロムを含有するステンレス鋼。一般に非磁性。
帯鋼
熱間または冷間圧延によって平らな帯状とし、これをコイル状に巻いた鋼材をいう。通常は厚さ3㎜以下の薄板で幅の狭いものを指すが、これより厚い熱間帯も製造されている。

皮むき
ピーリング 鋼材表面のきずなどの欠陥を除去するために、表面を切削加工あるいは研削加工(グライディング)によって削ること。
可採年数
埋蔵量÷年間生産量
貴金属
金、銀、白金族金属のように空気中で熱しても変色しない金属のこと。
希少金属
非鉄金属のうち、埋蔵や生産量が少なく流通が限られているレアメタルで、狭義にはAuやAgなどの貴金属を除く分野を指す。
極低炭素ステンレス鋼
Extra low carbon(ELC)stainless オーステナイト系ステンレス鋼の炭素量を0.03%以下にしたステンレス鋼。SUS316LのLはこの意味。
金属箔
金、銀、銅、すずなどの軟質金属を紙のように薄く平らに伸ばしたものをいう。これらの金属軟質金属より硬いスチール箔やステンレス箔もある。
クロム
1797年に発見された元素。主な産地は南アフリカ共和国等。金属材料になくてはならない元素で用途は広範囲に及ぶ。
クロマイジング
鉄鋼の表面にCrを拡散浸透させて、表面処理する方法。
クラッド
2種類以上の異なる金属を貼り合わせた合せ板。ステンレスクラッド鋼鈑は、各種の鋼鈑とステンレスとを熱間圧延によって結合させた合せ板。
軽金属
元素の密度(g/?)の4より小さい側の金属元素 アルミニウム、マグネシウム、カリウムなど
形鋼
断面の形状が多様で、長く圧延された鋼材をいう。山形、溝形、I形、H形などの種類があるほか、断面形状が複雑になった各種の形鋼も製造されている。形鋼は建設、船舶関係などに広く用いられている。
形状記憶合金
高温で記憶した形状を低温で変形させても加熱するとまた元の形状に戻る特性をもつ合金。実用されている代表的なものはニッケル-チタン合金。
コイル
熱間または冷間の圧延機や伸線機でビレットまたは線、帯状材料を加工することによって巻き取られた線材または帯鋼。
鋼管
管状に成形加工された鋼材のことをいう。棒鋼から穿孔(せんこう)される継目無し鋼管と、帯鋼を丸めて溶接される溶接鋼管とがある。鋼管はJISに配管用、熱伝達用、構造用、特殊用途鋼管および合金管など用途別の規格がある。
高張力鋼
マンガン、ケイ素、銅、ニッケル、クロム、モリブデン、バナジウム、ニオブ、チタンなど少量の合金元素を1種または数種適当な割合で添加した低炭素低合金鋼を高張力鋼という。建設、車両関係をはじめとしたほとんどの溶接構造物に使用される。
高速度工具鋼
高炭素鋼に、クロム、モリブデン、タングステン、バナジウム、コバルトなどの合金元素を比較的多量に添加し、切削工具及び金型などに用いられる工具鋼。ハイス鋼(ハイスピードスチールの略)
合金
alloy:金属に金属あるいは非金属を加えてできた物質で金属的性質を有するもの。

重金属
元素の密度(g/?)の4より大きい側の金属元素 鉄、クロム、ニッケル、銅、チタンなど
資源量
地質学的にその存在が期待されるものの、現在の技術では経済性に合わず採掘できない量を埋蔵量に足したもの。
新断屑
New Scrap 加工工程において発生する屑
シュレッダー屑
シュレッダーから発生するミックス屑を選別した屑
ジュメット線
芯材に42%Ni-Fe合金を用い、表面を銅で被覆した封入に使われる線。真空管、蛍光管などの端子に用いられている。
自家発生屑
Home Scrap ミル内にて発生する屑
スラブ・ブルーム・ビレット
製鋼工程の連続鋳造でつくられる中間仕掛品、半製品の名称。
スーパーステンレス鋼
耐海水用ステンレス鋼として分類されている。代表例 SUS312L SUS329J4L など。
スーパーアロイ
superalloy 超合金ともいう。高温に堪える耐熱合金。
ステンレスの不動態被膜
ステンレスの表面を覆っている非常に薄いクロムの酸化被膜。内部を酸による腐食や、酸化などから保護し錆びにくくしている状態。
析出硬化型ステンレス鋼(PHステンレス鋼)
析出硬化と呼ばれる処理により耐食性の良いステンレスに高い強度が付与されたステンレス鋼。析出硬化処理の前段階の固溶化熱処理状態の金属組織によって、セミオーステナイト系、オーステナイト系、マルテンサイト系に分類される。
線材
主に円形断面で長い棒状に圧延され、コイル状に巻かれた鋼材。

タービン用耐熱鋼
火力、原子力発電用蒸気タービンに使用される耐熱鋼をいう。
耐熱鋼
高温用途で使用される鉄を主成分とする耐熱合金。クロムのみを1~2%含むものから25%Cr-20%Niのほか広範囲の化学成分の鋼の総称。
ダライ粉
Turning Scrap 切削くず。金属材料を切削加工する際に発生する切りくず、パーマ屑。
超硬合金(超硬)
金属加工用の切削工具に使われるきわめて硬い金属。タングステンとコバルトの合金。
坪上げ業者
発生元から直接買い上げる行為をいう。狭い町工場等(坪)から買い上げるということから出た言葉という説もある。
鉄粉
炭素や合金成分を含まない鉄の粉末。

二相ステンレス鋼
オーステナイト相とフェライト相が混在する金属組織を持つステンレス鋼。一般に高強度で優れた耐食性を持つといわれる。化学成分の分類ではNi-Cr系に分類される。

配合材(可鍛コロ)
厚板・丸棒の切端屑(通常厚み3㎜以上)
フェライト
鋼の組織の1つ。軟らかくのびがある性質を示す。
フェライト系ステンレス鋼
金属組織的にフェライト相(結晶構造は体心立法格子、α相)に分類されているクロム系のステンレス鋼。一般に強磁性。
ブレンド屑
Blended Scrap 異なる成分を混ぜ一定成分を保証した屑
V2A
1910年代ドイツのクルップ会社が開発したオーステナイト系ステンレス鋼(18-8鋼)の原形。
ベースメタル
人類社会の基礎的かつ構造的な発展に最も重要である金属元素を示す。これらの金属は埋蔵量が多く使途に当たっては常用的で広範囲、かつ多岐に応用できる性質を有する。

マルテンサイト系ステンレス鋼
金属組織的にマルテンサイト相(金属格子の歪が大きく、硬い性質)に分類されているクロム系のステンレス鋼。 SUS410、403
埋蔵量
現在の技術で経済性を持って採掘できると判断された量

ランス
脱炭、不純物除去、溶解促進などの目的で酸素などを吹き込むためのパイプ
老廃屑
Old Scrap 一旦製品として使用した後リサイクルした屑


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